女性の話を男性が聞く時の注意としてよく言われるのが、「解決策を提示しようとしないこと。」ということです。
「◯◯に困っている」とか、「◯◯に悩んでいる」と女性が言ってきた時に、男性は「こうしたらいいんじゃない?」とか、「こういう風に対処すればいい。」なんて答えようものなら、「全くわかってない。」なんて言われてしまうという話で、夫婦間でも気をつけるべきこととしてよく聞きます。

男性からすると、真剣に聞いてあげているからこそ、解決案を提示してあげたのになんで不満に思われてしまうのか、全く理解できないということになってしまうわけですが、受け答えに共感がないのが問題なんですね。

先日も、仕事のマネージメントに関するセミナーに参加した時に職場の人間関係をよくしていくためにはどうすれればよいか。というような話の中で講師の女性の方が、女性は単に話を聞いてほしいだけなんだから、解決策を提示しようとしてはいけない、単に言いたいだけなんだと思いなさい。と言っていました。

例えば、お局様といわれるような女性社員が後輩社員に仕事を指導してやっているのだけれど、後輩社員が全然指示した通りにできず、結局自分でやらなくてはならないような状況になり、その不満を上司に言ってきたような場合、その正しい答え方は「それは大変だったね。」「そうか。それは辛いね。」という答えなんだそうです。
さらにそれでも相手の女性が「わかってない。」と言ってきたなら、「そうか。わかってないか。」と答えるべきなんだそうです。
決して相手の女性の気持ちに対抗してはいけず、常に共感して肯定してあげることに徹すればいいのだそうです。

この感覚がわかる男性、なかなかいないんじゃないかと思います。
私も、ちょっと相手をバカにしてると思われてしまうんじゃないかと思うところがあります。

続く。