前回からの続きです。

もし、部下の社員が男性だったとしたら、その部下が「後輩社員がなかなか指示通りに動いてくれない。」という話をしてきた時に「それは大変だったね。」なんて答えようものなら「バカにしてるのか。」と思われてしまうでしょう。
ところが、部下が女性の場合はそんなことはなく、むしろ解決策を提示ししようとしない方がよい。というのはまさに男性と女性の違いということだと思います。
男性のボクからすると、「それは大変だったね。」などと答えるのは、何の意味があるのか、単なる部下の女性の自己満足を充足するだけなんじゃないかと思ってしまうわけですが、それがその部下の女性の仕事に対するモチベーション(やる気)に大きく影響するので、すごく重要なことなんですね。

この、単に聞いてほしいだけという心理は「私を認めてほしい。」という欲求なんだろうと思いますが、男性にはなかなか理解しづらい心理なんだろうと思います。
ネットの色々な記事を見ても、たとえ自分の意見と違う場合でも、無理に相手の意見に合わせるのではなく、かといって自分の意見を言うのではなく「あなたはそういう意見なんだね。」と言ってあげることが重要と解説されています。

わかりづらいということにさらに輪をかけているのは、同じ女性でもそういう認めてあげるとか、共感してあげることを「あ〜。なんて面倒くさいプロセスなんだろう。」と思っている人がいるということですね。

女性は人の心の情けの部分を男性よりも重要視するからなんでしょうか。
まだまだ、女性の心理はわからないことばかりです。